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Q.
《群馬県桐生市の主婦(52)の場合》
・会社員の夫(57)の場合定年が近いが、公的年金だけでは老後が不安。
・銀行窓口で将来のインフレにも対応できる変額年金保険を勧められた。元本確保タイプならリスクもほとんど無いと言われたが、メリットとデメリットを教えてほしい。
A.
 変額年金保険は、運用成績次第で年金額が増減する個人年金です。保険料は契約時に一括で払い込むものが一般的です。保険会社は保険料を通常の生命保険とは別の「特別勘定」で運用します。

 特別勘定には国内外の株式や債券などに投資する複数のファンドがあり、保険料の配分は契約者が決めます。投資信託に死亡保障が付いた商品といえます。インフレになった場合に備える投資商品の一つです。

 投資信託と比べ、運用期間中の収益が非課税になるなどの優遇措置があり、税金面では有利です。運用手数料は割高ですが、購入手数料はかかりません。また、特別勘定の乗り換えも年12回程度まで無料です。投資配分をこまめに見直したい方に向いています。

 ただ、投資信託と同様に元本割れの恐れがあります。元本確保型の商品もありますが、一般に運用手数料が高くなります。選べる特別勘定も値動きの少ない公社債が中心です。大きく増やすことは期待できず、インフレに備えた商品としての魅力は薄くなります。元本確保を最優先するなら預貯金や公社債の方が良いかもしれません。

 なお、変額年金は短期間で解約すると、高額の解約手数料を取られるので注意して下さい。(ファイナンシャルプランナー、ベルズ青山代表)


 (2007年5月2日  読売新聞)

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